飲食店の内装にかかる費用
飲食店の内装にかかる費用とはどんなものか、やっぱり気になると思います。
まず基本的なものをご紹介すると、店内の骨格を作る基本的な工事に費用がかかります。
これは壁に床、天井の工事費です。
飲食店のすべての内装を支えるのはこの基本的な部分で、ここをどうするかでお店の雰囲気もかなり変わります。
スケルトン物件はもちろんですが、居抜き物件でも必要になることが多い工事です。
次に飲食店として必要な設備の工事費用がかかります。
これは水道、ガス、電気といった基本的なものを整える工事もありますし、厨房の設置や換気のための排気工事も含みます。
これがないと飲食店としてお客さんを迎えられませんから、ほぼ必須の内装工事になるでしょう。
このほかにもたくさんの内装工事が行われ、その都度、費用がかかります。
たとえば空調の設置、テーブルやイスの準備や設置などです。
これらをすべてまとめたものが、坪単価で表される内装工事の総額になるのですが、個別にはたくさんの項目と費用がかかっています。
実際の内装費の項目
あるお店での内装にかかった項目をご紹介すると、仮設工事、解体工事、左官・防水工事、軽鉄・ボード工事、木工造作工事、建具工事、ガラス工事、電気設備工事、給排水衛生設備工事、内装工事、換気設備工事、空調設備工事、塗装工事、家具工事、雑工事、諸経費などとなります。
これらすべての項目でいくらと費用が発生しており、それらをすべて合計したものが内装費用として請求されるのです。
どんな内装工事で費用はどれくらいかかる?
自分の場合でどんな内装工事が必要で、費用としてどれくらいかかるかはもちろんケースによってまったく変わります。
先にご紹介した項目がすべての内装工事で必須というわけではありません。
居抜き物件を選べば工事の量を減らして費用も節約できるでしょう。
しかしこれはお店ごとにかなり変わるため、詳しくは相談した業者で見積もりを取るなどして確認するといいでしょう。