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カフェの店舗内装デザインの考え方

カフェの歴史

日本にコーヒーが入ってきたのは、江戸時代中期の頃と言われています。
現在のような喫茶店ができたのは、明治に入ってからです。
そして時代は流れ、カフェが登場しました。
カフェは瞬く間に日本中に広がりました。
また平成に入ってからは、アメリカのカフェ店が日本へ上陸しました。
するとみるみる内に話題になり、たった10年で数あるカフェ店の頂点に君臨しました。
アメリカのカフェ店がなかったら、日本にカフェ文化が定着することはなかったでしょう。

アメリカのカフェ店が10年で頂点に立った理由

ではなぜ、たった10年でアメリカのカフェ店が日本中に広がったのでしょうか。
美味しいコーヒーが魅力的であるのは、誰しもが知る事実です。
でも内装デザインの功績も、10年の大成功の秘密であるのは意外と知られていません。
アメリカのカフェ店の特徴としては、巧な間接照明テクニックにあります。
店で使われている照明はどれもシンプルなものばかりで、特徴らしい特徴はありません。
でもシンプルなデザインの照明が使われているからこそ、開放感が感じられる内装になっています。
さらに自然光を取り入れた内装デザインも積極的に取り入れており、ゆったりできる空間を提供しています。

アースカラーで統一

また店に一度でも入ったことがある人ならわかるとおもいますが、店舗の内装デザインはアースカラーで統一されています。
ド派手なビビットカラーは使われておらず、目に優しい色をふんだんに取り入れています。
また素材にもこだわりをもっており、店舗によっては木材やタイルカーペットを使用している所もありました。
何処にどんな素材を配置すれば落ち着いた空間になるのか、緻密な計算の元で割り出しているのがよくわかります。

テラス席

そして忘れてはならないのは、テラス席です。
オーナー様によって事情があり、テラス席を儲けるのは難しいという場合もあるでしょう。
ただアメリカのカフェ店が10年で日本に広がった1番の理由こそが、テラス席でしょう。
テラス席が難しい場合は、内装を工夫して”エセ”テラス席を設けてみても面白いかもしれません。